🌐SNSを通じて学んだこと

X(Twitter)で絵を上げ始めてから
大体7年ぐらい経ちました。

もう可愛い絵を描くことが普通になっていますが
元々は海洋生物とか虫みたいな
変わった生態の生物が好きです。
なのでpixivやTwitterなどのSNSのおかげで
人が喜びそうな絵を描いてみるという
きっかけになったと思います。

自分のやりたいこととバランスをとりながら
いろいろな試行錯誤をしてみたり
リアクションを見て参考になるなぁと思ったり
いろいろな経験ができて
自分の中でたくさんの変化がありました。
作品にリアクションいただけたり
コメントをくださった方々によって
今の自分が形成されていると思います。
そして今の自分はその活動を経て
どういうふうに思っているのかということを
140字では表現できないので
ここに色々とまとめておこうと思います。

狭く深い視点へ

やっぱり自分はニッチなオタク気質なので
広く浅い物よりも狭く深い物の方が
骨をうずめる場所として良いと思いました。
そもそも自分は一人で機嫌を取れるように
しようと思って創作活動をしている部分があるので
集団的な方向の作品作りは
自分の無意識が向かっている方向とは
真逆のような気がしました。
無意識に逆らうことはできません。
ですが多くの人が面白いという作品を見て
面白いと感じることが多いので
そういう作品の良いところを吸収するという意味で
SNSでの作品制作はとても勉強になりました。

私は仕事で芸術をやっている者でもあるので
人の意見や流行っているものなどから学んで
良い仕事に繋げたいとも思っていますが
それらを見てきた上で
生まれたモヤモヤといいますか
以下のようなことがあるように感じました。

多くの人が言いたい事をうまく言語化できない

人に好まれやすい絵って
「色や雰囲気が良い」という風に
言われたりするのを聞く気がします。
大衆が言う「雰囲気が良いもの」
というものに対して自分なりに向き合って
考えたり物作りをしてみた結果
「良いと思うものはなんとなくあるんだけど
うまく認識できないから
『雰囲気』と言っているだけ」
なのではないかと感じました。
「無意識で何か強く感じる」けれども
「意識で処理できていない」もの
そういったものを人々は「雰囲気」
と呼んでいるのではないかと思いました。

人は常に息をしているので
息をしていること気づけなくなるのと同じように
常に奥行きのある世界にいるから
奥行きを意識できなくなったり
光が常にあるから
光を意識しなくなるのだと思います。
何万年も普遍的で常にあるものだからこそ
本能に深く刷り込まれており、美しいと感じ
強く動かされるものがあるのですが
常にありすぎる故に大半は忘れています。
生存の中で非常に重要で価値を感じるものほど
無意識の中に織り込まれている気がするので
「無意識で見ているものの存在に気付く」
ということが「いい雰囲気」の答えを出す上で重要なことのように感じました。
そして無意識というものは人の意識とは真逆なので
人の意見が漂う場所ではなく
何万年も変わらない自然や現象と向き合える場所に身を置くことで答えが見出せるのではないかと思いました。
仙人が山に籠る理由がわかるような気がします👴
おそらく無意識にそれを求めて行動してしまうような生存に刷り込まれたもの　遊び心、愛情、安らぎ、闘争本能、リズム感…etc　といったものが答えに近いような気がしています。
なのでそういうものを大事にするためには生物に戻ってみるのがいいのかもしれません🐵

⚡体がビリビリ
の記事でも書いたように
無意識に意識を向けることはマインドフルネスで
心地いいものだと思っています。
そして究極の無意識は睡眠であり
🛌二度寝の気持ちよさ　のような気がしています。
二度寝の記事で書いたように生活を意図的に安定させようとしすぎると渇望がなくなるといいますか、無意識がよくわからなくなってくる感覚があったので
しばらくはのんびりしたり遊んだりしながら
自分の無意識に寄り添って生きていきたいと思います。